自分の写真がネット上に掲載された

大学生のH子さんが、自宅のパソコンでインターネットをしていると、自分の写真とメールアドレスが公表されているホームページを発見。その内容は、あたかも彼女が交際相手を求めるもので、交際を希望する数多くのメールも…。H子さんは、気味が悪くなり、パソコンの前に座わることもできなくなった。

 画面をプリントし警察へ

掲載されていた写真から、かつて交際していた男性が犯人だと考えたH子さんは、そのホームページ画面のプリントをもって警察署に被害届を出した。警察の捜査の結果、男性被疑者を名誉毀損で逮捕した。

 ある日、自分の名前と住所が電子掲示板の記事に…

I子さんはインターネットの電子掲示板に「仕事人募集。この女(J市在住I子〕を暴行してください。報酬30万円」という記事があるのを友人から知らされ、恐怖を抱き、両親とともに警察に相談した。

 脅迫罪で逮捕!

警察で脅迫罪として捜査を開始。I子さんの元同僚の男を割り出し、逮捕した。このメッセージは、掲示板の管理者が「不適切」と判断し、削除した。

ネットストーカーがあなたの個人情報を盗み出し、悪用する危険性があります。
・メールアドレス、電話番号などの個人情報の管理は慎重に
・パスワードなどの暗号化は複雑に
・警察や信頼できる専門家に相談を
 

 ネットストーカーの手口はさまざま

女性の写真を合成して、ポルノ映像としてネット上に広めたり、またEメールで100通以上の文書を毎日送り付けるなど、ネットストーカーの手口はさまざま。ネット上では、このような犯罪者がどこにいるかわかりません。個人情報の管理は慎重を期してください。

インターネット上の行為も名誉毀損などの犯罪に問うことができます。


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