関東

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  • 和紙人形美術館 山岡草常設館(大子町)☆☆☆
  • 住所:茨城県久慈郡大子町大字左貫1920
  • 電話:0295-78-0511
  • 交通:JR水郡線常陸大子駅より大子町周遊観光バスで茶の里公園下車
  • コメント:和紙人形作家・山岡草氏の作品を展示する美術館。HPの絵でみると、素朴でかわいらしい人形をつくる作家だと思っていったら、力強くて抽象的で(縄文的というのが適当かも)思いのほか面白かったというところです。
  • 訪問月日:07.7.28

  • 街かど美術館(大子町)☆☆☆
  • 住所:茨城県久慈郡大子町大字大子642-2
  • 電話:0295-72-0708
  • 交通:JR水郡線常陸大子駅より徒歩10分
  • コメント:大子町市街地にある美術館。古い銀行の支店を改装しているようである。基本的に地元画家の個展用であるが、多少はコレクションもあるようである。私が訪れた際には、隣町の馬頭町の画家の個展を開催していました。
  • 訪問月日:07.7.28

  • 茨城県天心記念五浦美術館(北茨城)☆☆☆
  • 住所:北茨城市大津町椿2083
  • 電話:0293-46-5311
  • 交通:JR常磐線大津港駅からタクシー5分
  • コメント:太平洋を望む五浦海岸にある美術館。明治39年に日本美術院第一部(絵画)が 移転し、岡倉天心や五浦の作家たちが活躍しました場所(とほどない所)だそうだ。私が訪れた際には、「春を告げる花 −椿絵名作展−」という企画展でした。(なぜ、椿絵名作展なのかは美術館を出てから気がつきました。)朝一番に行ったのですが、日本画のファンは多いようで、田舎にもかかわらず多数きており、人気のほどが伺えました。
  • 訪問月日:07.2.12

  • 茨城県近代美術館(水戸)☆☆
  • 住所:水戸市千波町東久保666-1
  • 電話:0292-43-5111
  • 交通:JR常磐線水戸駅からバス文化センター入口下車
  • コメント:千波湖のとなりにある美術館(なぜ美術館はこうも湖沼のほとりに建てたり,ない場合にはまわりに人工的に水を張ったりするのだろう?)郷土出身の画家や,横山大観,佐伯祐三,中村堯などの国内洋画を主に収蔵.
  • 訪問月日:91.8.14

  • 笠間日動美術館(笠間)☆☆☆☆☆
  • 住所:笠間市笠間978-4
  • 電話:0296-72-2160 0296-72-2360(テレホンサービス)
  • 交通:JR水戸線笠間駅下車徒歩20分
  • コメント:このの美術館の売りは,国内の著名な画家のパレットのコレクションです.パレットには画家の落書き?が描かれており,楽しめます.(もちろんパレットを見ることによって,画家の彩色上の手練をかいま見ることができます)

    と,いっていたのですが,14年ぶりに再訪問.いつのまにか企画展示用の別館ができており,すごく展示が充実してきました。アンティークドールなどの展示はどうかなと思うところではありますが、展示規模が拡大されたことで、館としての見ごたえは大きくなりました。

  • 訪問月日:91.8.14 05.12.24再訪問

  • 茨城県陶芸美術館(笠間)☆☆☆☆
  • 住所:茨城県笠間市笠間2345
  • 電話:0296-70-0011
  • 交通:JR水戸線笠間駅下車市内循環バスで陶芸美術館下車
  • コメント:平成12年4月に開館の陶芸専門の県立美術館。板谷波山の作品を中心に展示。現代陶芸も展示していて、他の陶芸専門美術館とは趣を異にしていました。陶芸というのはよくわからないのですが、「陶芸のすばらしさを多くの方に理解していだだくよう運営」のとおり、館としては楽しめます。
  • 訪問月日:05.12.24

  • しもだて美術館(筑西)☆☆☆
  • 住所:茨城県筑西市丙372
  • 電話:0296-23-1601
  • 交通:JR水戸線下館駅下車徒歩7分
  • コメント:しもだて地域交流センター・アルテリオの3階にある都市型美術館。下館出身の陶芸家 板谷波山の作品を中心に、洋画家・森田茂、皮革工芸家・大久保婦久子、漆芸家・大西勲、版画家・飯野農夫也、書家・浅香鉄心、水彩画家・柳田昭など、郷土に縁のある作家の展示をしている。個人的には陶芸・工芸の面白さがよく理解できないのですが、それでも大西勲氏の漆芸作品はなにか感じるところがありました。
  • 訪問月日:05.12.24

  • 板谷波山記念館(筑西)☆☆☆
  • 住所:茨城県筑西市甲866
  • 電話:0296-25-3830
  • 交通:JR水戸線下館駅下車徒歩10分
  • コメント:上述のしもだて美術館の別館扱いのような格好で、徒歩3分の距離にある資料館。板谷波山の生家敷地内にある。生家そのものも江戸時代中期に建築されたものらしく、茨城県の指定文化財となっているらしい。また、東京にあった工房をそっくり移築し、窯だけでなく、ろくろ、石臼、水瓶など生前使用していた道具も展示している。また、下絵、愛用の硯箱などや、勲章などを展示しています。
  • 訪問月日:05.12.24

  • 那珂川町広重美術館(那珂川町)☆☆☆☆
  • 住所:栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
  • 電話:0287-92-1199
  • 交通:JR東北本線氏家駅より東野バス馬頭行きで馬頭役場前下車 、徒歩2分
  • コメント:役場前にある美術館。なぜ那珂川町に広重なのかと思いきや、氏家町出身の資産家・青木氏が収集した美術品の寄贈を受けて公開とのこと。私が訪れた際には、歌川広重の「東海道五拾三次之内」の図柄が引用されている、歌川国貞が描いた「東海道五十三次之内」と、元の歌川広重の「東海道五拾三次之内」の並列展示をして見比べることのできるのは、面白かった。
  • 訪問月日:06.09.18  

  • さくら市ミュージアム 荒井寛方記念館(さくら)☆☆☆
  • 住所:栃木県さくら市氏家1297
  • 電話:028-682-7123 
  • 交通:JR東北本線氏家駅から東野バス宇都宮行きで勝山公園前下車徒歩3分
  • コメント:私が訪れた際には、「郷土の天才画人 牧野牧陵 再発見」と題した南画家の企画展示をしていましたが、こちらはいまひとつでした。それよりも常設の荒井寛方の仏画のほうが面白かった。さすがにこの美術館の看板だけありました
  • 訪問月日:06.09.18  

  • 宇都宮美術館(宇都宮)☆☆☆☆
  • 住所:宇都宮市長岡町1077
  • 電話:028-643-0100
  • 交通:JR東北本線宇都宮駅から関東バス宇都宮美術館行きで宇都宮美術館下車徒歩4分
  • コメント:郊外の公園施設「うつのみや文化の森」中の美術館。 私が訪れた際には「いまいるところ / いまあるわたし」と題した現代平面美術の展覧会を開催していましたが、面白かったのは収蔵品展示。東京地下鉄の開業ポスターなどは楽しめました
  • 訪問月日:06.7.17

  • 栃木県立美術館(宇都宮)☆☆☆
  • 住所:宇都宮市桜47-2-7
  • 電話:0826-21-3566~9
  • 交通:JR東北本線宇都宮駅・東武鉄道宇都宮線宇都宮駅から関東バスで桜通り十文字下車
  • コメント:収蔵作品のうち目玉はジョン・コンスタンブル「デダムの谷」です.他にもターナーなどのイギリス風景画の収集に力をいれているようです.他に目を引くのは世紀末のJ.J.グランビル,O.ビアズリー,R.ドイルなどの版画作品,挿画作品.国内で他にグランビルを収蔵しているのは町田市立国際版画美術館とここしか思いあたらないし,ビアズリーも,ここと,町田と熊本県立しか思い浮かばない.ということで,国内ではけっこう希少価値のある美術館かなと思う次第であります.
  • 訪問月日:92.12.26 05.12.24再訪問

  • うつのみや妖精ミュージアム(宇都宮)☆☆☆
  • 住所:宇都宮市馬場通り4-1-1 うつのみや表参道スクエア内 市民プラザ5階
  • 電話:028-616-1573
  • 交通:JR東北本線宇都宮駅・東武鉄道宇都宮線宇都宮駅から関東バスで馬場通り二荒山神社前下車
  • コメント:宇都宮市出身の英文学者 井村君江氏の妖精関係資料の寄贈をうけ開館。宇都宮の繁華街の商業ビルの5階にある。展示作品は妖精をモチーフにした絵画、ウエッジウッド製の陶器やタイル、リチャード・ドイルやアーサー・ラッカムによる挿し絵本など。ずいぶん人気があると聞いていたので期待していたのですが、思ったより展示室が小さくいささか期待はずれでした。
  • 訪問月日:08.01.06

  • 日光東照宮美術館(日光)☆☆☆
  • 住所:日光市山内2301
  • 電話:0288-54-0560
  • 交通:JR日光線日光駅から東武バスで神橋下車徒歩10分
  • コメント:日光東照宮旧社務所の襖、掛け軸などの絵画を展示。絵画は横山大観、中村岳陵、荒井寛方、堅山南風などを展示。建物も昭和初期の近代和風建築として味があり、楽しめました。
  • 訪問月日:2007.07.16

  • 小杉放菴記念日光美術館(日光)☆☆☆
  • 住所:栃木県日光市山内2388番地3
  • 電話:0288-50-1200
  • 交通:JR日光線日光駅から東武バスで神橋下車徒歩3分
  • コメント:日光出身の画家・小杉放菴の日本画、油彩画、水彩画、書などの作品を展示。 東大・安田講堂の壁画制作の準備のために描かれたという《泉》がここのウリのようである。が、私の目を引いたのはヤマブドウの葉などを描いた精緻な寫生画。ホオノキの葉の様子はみごととしか言えないような作品でした。
  • 訪問月日:2007.09.29

  • 鹿沼市立川上澄生美術館(鹿沼)☆☆☆
  • 住所:栃木県鹿沼市睦町287-14
  • 電話:0289-62-8272
  • 交通:JR日光線鹿沼駅より徒歩15分
  • コメント: 市内の文教地区の一角にある美術館。木版画家 川上澄生の作品を収集・展示する。建物は澄生の作品の「日本越後國柏崎黒船館」を元に設計されているそうである。木版画の素朴性は面白いのだが、やはり一人の作家の作品ばかり羅列されると飽きてしまう。
  • 訪問月日:2007.09.29

  • 足利市美術館(足利)☆☆☆
  • 住所:足利市通2丁目14−7
  • 電話:0284-43-3131
  • 交通:JR両毛線足利駅下車、徒歩7分
  • コメント:足利市市街地にあり、市の管理運営するマンションと併設されている美術館。私が訪れた際には 「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」という絵本原画展を行っていましたが、個人的に興味もなく、いまひとつでした。
  • 訪問月日:06.7.17

  • 栗田美術館(足利)☆☆☆☆☆
  • 住所:足利市駒場町1542番地
  • 電話:0284-43-3131
  • 交通:JR両毛線富田駅下車、徒歩10分
  • コメント:足利市の郊外にあり、庭の中に本館、歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁全館などを備えた一大アートテーマパークとなっている。磁器専門の私立美術館。収蔵品は江戸時代生産された伊萬里、柿右衛門、鍋島のみ。限定されたテーマ、時代にもあるにかかわらず、見飽きなかったのはやはり名品ぞろいだったためか。
  • 訪問月日:06.7.17

  • 佐野市立吉澤記念美術館(佐野)☆☆☆☆
  • 住所:栃木県佐野市葛生東1-14-30
  • 電話:0283-86-2008
  • 交通:東武佐野線葛生駅下車徒歩8分
  • コメント:葛生在住の旧家・吉澤家で江戸時代後期以来5代200年間のコレクションを展示しているそうである。 私が訪れた際には、コレクションの柱の一つである、板谷波山、富本憲吉をはじめとする近現代の陶芸作品を展示していました。小さな町(旧葛生町)としては非常にいいコレクションを有しており見ごたえがありました。
  • 訪問月日:07.6.16

  • 竹井美術館(黒磯)☆☆☆
  • 住所:黒磯市黒磯6-1(現:栃木県那須塩原市黒磯6-1)
  • 電話:
  • 交通:JR東北本線黒磯駅下車徒歩15分
  • コメント:西洋近代絵画を中心に収集.ロートレック「ダンス」,シャガール「赤い裸婦」などが私のお気に入りの収蔵作品.あと,マイナー(本人の知識のなさが原因なだけかもしれないけれど)な,リニィ「ドンケンベルク城」なんていうのも好きです.
  • 訪問月日:92.12.25(98年6月閉館)

  • 高崎タワー美術館(高崎)☆☆☆☆
  • 住所:高崎市栄町3-23 高崎タワー21 3F・4F
  • 電話:027-330-3773
  • 交通:JR高崎線高崎駅東口から徒歩3分
  • コメント:山種証券等を含む山種グループの創業者が高崎市近郊出身で,それがもとで設立.つまり,東京の山種美術館の姉妹館ともいえる.主な展示は山種グループが所蔵する近・現代の日本の日本画と洋画.私が訪れた際には丁度所蔵作品展をやっていたが,具象絵画の主だったところはほぼ揃っている感じがした.高崎駅駅前すぐという立地条件も考慮して☆☆☆☆の高い評価.
    (2001年6月閉館。その後作品群が高崎市に寄贈され、高崎市が同場所で「高崎市タワー美術館」として運営)
  • 訪問月日:00.8.9 再訪問08.02.10

  • 高崎市美術館(高崎)☆☆☆☆
  • 住所:高崎市八島町110-27
  • 電話:027-324-6125
  • 交通:JR高崎線高崎駅西口から徒歩3分
  • コメント:高崎駅前からほんの数分のところにある美術館.もともとは公民館の一部を改造して作られたようである.おかげでちょっと手狭.私が訪れた際には,所蔵作品展をやっていたのだが,ピカソやミロの版画やシャガールの大きなタペストリーが展示されていた.日本の洋画も荻須高徳,オノサト トシノブ,瑛九などを取りそろえている.
  • 訪問月日:00.8.8

  • 群馬県立近代美術館(高崎)☆☆☆
  • 住所:高崎市岩鼻町239
  • 電話:027-346-5560
  • 交通:JR高崎線高崎駅から上信バス五料・岩鼻・原研行または市内循環東回りで群馬の森前下車
  • コメント:県立公園群馬の森内に建設された,立方体をつなぎ合わせたような外観の美術館.郷土出身の福沢一郎などの作品が常設展示されている.また,海外作品では,ムンク,ルドン,ルオーなども収蔵している.
  • 訪問月日:91.3.16

  • 富岡市立美術博物館(富岡)☆☆☆
  • 住所:富岡市黒川351-1
  • 電話:0274-62-6200
  • 交通:JR信越本線磯辺駅よりタクシー10分
  • コメント:郷土にゆかりのある作家、作品を収集展示。また、地元出身の福沢一郎画伯の画業を顕彰する記念美術館を併設している。山中のアクセスの悪い美術館だが、どういうわけか私が訪れた際には、市中の都市型美術館のように客が結構多く、驚きでした。
  • 訪問月日:2007.7.16

  • 大川美術館(桐生)☆☆☆☆☆
  • 住所:桐生市小曽根町3-69
  • 電話:0277-46-3300
  • 交通:JR両毛線桐生駅下車、徒歩15分
  • コメント:市街地付近の水道山の中腹にある美術館。松本竣介や野田英夫のわが国最大のコレクションをもっているそうだ。福沢一郎、藤島武二、山口薫、オノサト・トシノブ、ピカソ、エルンスト、シャガール、ヘンリー・ムーアらの近現代の絵画彫刻などを収蔵、展示している。私が訪れた際には人生の軌跡 顔展と題した肖像画の企画展示もしておりこちらも面白かった。
  • 訪問月日:2006.7.17

  • 渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館(渋川)☆☆☆☆
  • 住所:渋川市渋川1901-24
  • 電話:0279-25-3215
  • 交通:JR上越線渋川駅下車徒歩7分
  • コメント:民間施設(群馬銀行渋川中央出張所)の空スペースを利用した美術館。群馬出身の彫刻家 桑原巨守氏の作品を常設展示している。1室内に同じ彫刻家の作品が林立するのは少し異様な感じがするが、やむを得ないことだろう。しかし、市街地の中にあり訪れやすい環境ではあり、手狭な割には企画展示室もあって、私が訪れた際にも、狩野守展 1986-2004と題した展示をしていました。そちらは面白かったので、☆☆☆☆の評価。
  • 訪問月日:2005.9.19

  • 竹久夢二伊香保記念館(渋川)☆☆☆
  • 住所:渋川市伊香保町伊香保544-119
  • 電話:0279-72-4788
  • 交通:JR上越線渋川駅から関越交通バス伊香保温泉行きで見晴下下車
  • コメント:伊香保温泉温泉街にある美術館。大正ロマンをネタにしており、室内装飾も当時のものを使っている。展示作品はもちろん竹久夢二の作品。雑誌表紙原画などを展示。夢二の代表作「黒船屋」も所蔵してそうだが、限定公開だそうある。敷地内にはオルゴール館は日本庭園もあるが、にしてもいささか入館料が高いのではと思う。
  • 訪問月日:2007.12.30

  • 埼玉県立近代美術館(浦和)☆☆☆
  • 住所:浦和市常盤9-30-1(現:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1)
  • 電話:048-824-0111
  • 交通:JR京浜東北線北浦和駅西口徒歩3分
  • コメント:玄関前にカゴ状の構造物の間をぬけて,館内に入るようになっています.これは建物の内と外という全く違う空間を結び付けるグレーゾーンなんだそうです.また,建物そのものも立方体を中心に構成されていて,ちょっとしたオブジェのような感じがします.収蔵作品はモネ「ジヴェルニーの積みわら」,キスリング「リタ・ヴァン・リアの肖像」,ルオー,ピサロなどがあります.あと,特筆すべきは館内の椅子.館内にある休息用の椅子のデザインが凝っていて,唇の形をした椅子(マリリンという題がついているそうです)なんていうのもあります.
  • 訪問月日:91.3.16

  • うらわ美術館(さいたま)☆☆☆
  • 住所:浦和市常盤9-30-1(現:さいたま市浦和区仲町2-5-1)
  • 電話:048-827-3215
  • 交通:JR東北本線浦和駅西口から徒歩7分
  • コメント:さいたま市中心部の商業ビルの3階にある美術館。地域ゆかりの作家と本をめぐるアートの収集活動を行っているとのこと。 私が訪れた時には「近代の美人画―その耽美と憂愁」と題した日本画主体の企画をやっており、美術館自体のコレクションの展示はほぼ皆無のようだったが、大正時代から昭和初期にかけての耽美な、ややエロチックな日本画には興味をそそられました。
  • 訪問月日:06.6.17

  • 川越市立美術館(川越)☆☆☆
  • 住所:川越市郭町2丁目30-1
  • 電話:049-228-8080
  • 交通:JR川越線川越駅から小江戸巡回バスで博物館・美術館前下車
  • コメント:川越城趾に建てられた美術館。私が訪れた時には「世界の絵本作家展」なる企画展示をしていました。これは巡回展でいまいちでしたが、常設の相原求一朗記念室楽しめました。
  • 訪問月日:06.11.04

  • 加藤近代美術館(秩父)☆☆☆
  • 住所:秩父市本町3-1
  • 電話:0494-24-3222
  • 交通:秩父鉄道秩父駅下車徒歩5分
  • コメント:昔の商店の土蔵を利用した美術館.なんといってもこの美術館のメインはワイエス.一見の価値があります.他のもパスキン,ユトリロなどの作品も展示.この美術館は(少なくとも91年3月の時点では)絵はがきは売っておらず,生写真を販売していました.絵はがきよりそちらの方が色もきれいで制作費も安いのだろうけど,これではちょっとおもしろくないなあ.(2002年春閉館)
  • 訪問月日:91.3.16

  • サトエ記念21世紀美術館(加須)☆☆☆
  • 住所:埼玉県加須市水深大立野2067
  • 電話:0480-66-3806
  • 交通:東武伊勢崎線花崎駅南口下車徒歩20分
  • コメント:平成国際大学正門前にある美術館。同大学理事長の佐藤栄太郎氏が館長ということである。自身も彫刻家であるらしく、おかげで館の日本庭園にはニョキニョキと彫刻が立っている。と変なことを書いたが、リス・ド・ヴラマンクなどもコレクションしている。私が訪れた際には歿後10年の回顧展として、「玉之内満雄展」と題した企画展示をしていました。枯れゆく向日葵をモチーフとして、ハイパーリアリズムのような緻密に描き込まれた作品は面白かったのですが、枯れゆく向日葵ばかり見せ付けられると少し飽きてしまうなあ。好きな人は描かれた向日葵に微妙な違いを見つけ、そこに意味を感じるのかもしれないけど。
  • 訪問月日:07.06.16

  • 千葉県立美術館(千葉)☆☆
  • 住所:千葉市中央区中央港1-10-1
  • 電話:043-242-8311
  • 交通:JR京葉線千葉みなと駅から徒歩10分
  • コメント:訪れた時には収蔵作品を展示していなかったため,収蔵作品については言及できない.バルビゾン派の作品に良いものがあるらしいが,残念.
    また,館自体はいささか古いという感がある.いうことで,☆2つの低い評価.
  • 訪問月日:98.11.8

  • 千葉市美術館(千葉)☆☆☆
  • 住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8
  • 電話:043-221-2311
  • 交通:千葉都市モノレール葭川公園下車徒歩5分
  • コメント:千葉市街地にある美術館。私が訪れた際には竹久夢二展と鈴木鵞湖の企画展をしていましたが、竹久夢二の作品にはいまひとつ力がなかったような気がするが、鈴木鵞湖は逆に存在感があり(先に竹久夢二展を観たせいか)楽しめました。
  • 訪問月日:07.2.12

  • 幕張北澤美術館(千葉)☆☆☆
  • 住所:千葉市美浜区中瀬1-10-1 幕張副都心KITZビル2F
  • 電話:043-299-0123
  • 交通:JR京葉線海浜幕張駅から徒歩5分
  • コメント:諏訪市にある北澤美術館の姉妹館.同じくアールヌーボーのガラス工芸品を展示する.でも,諏訪の美術館と比べて狭い.展示室よりミュージアムショップのほうが広いくらい.(2000年2月29日閉館)
  • 訪問月日:98.11.8

  • 茂原市立美術館(茂原)☆☆☆
  • 住所:千葉県茂原市高師1345-1
  • 電話:0475-26-2131
  • 交通:JR外房線茂原駅からバス大多喜行で西町バス停下車後徒歩20分、長南行では藻原寺前バス停下車後徒歩15分
  • コメント:市内の中心部,市役所前の公園内にある美術館.郷土資料館と併設.市ゆかりの作品を収集しているようである.私が訪れた際には今関一馬の作品を展示していました.
  • 訪問月日:04.9.18

  • 福富雷童記念江畑美術館(旭)☆☆☆
  • 住所:千葉県旭市蛇園字出清水2516
  • 電話:0479-55-2918
  • 交通:JR総武本線飯岡駅からタクシー5分
  • コメント:江畑病院敷地内にある美術館。洋画家、福富雷童の作品と歌会始めの選者として有名な佐藤佐太郎資料館を併設した美術館である。病院奥にあるので入りにくい。福富雷童はシャガールに師事したそうであるが、僧籍があるそうです。私がみたところ、ここでの展示作品中では仏画がいちばんできのよい作品だったよ思います。
  • 訪問月日:2007.09.01

  • 夢紫美術館(茂原)☆☆☆
  • 住所:香取市小見川581
  • 電話:0748-83-1089
  • 交通:JR成田線小見川駅から徒歩10分
  • コメント:嘉永元年(1848年)創業の呉服商に隣接する土蔵を改装した美術館。老舗の呉服商店内にある。 染織研究家でもある呉服商主人と江戸友禅模様師の山本偵峻氏が研究を重ねて貝紫の染色技法を復活させましたとのこと。山本偵峻氏の貝紫染色による「江戸友禅染」の着物、帯、染絵額などが展示されている。紫の天然染料の独特の色合が魅力的である。
  • 訪問月日:2007.09.01

  • 佐倉市立美術館(佐倉)☆☆☆☆
  • 住所:千葉県佐倉市新町210
  • 電話:043-485-7851
  • 交通:JR総武本線佐倉駅からバス京成佐倉行・田町車庫行で二番町下車 徒歩1分)
  • コメント:佐倉市街地にある美術館.エントランスは煉瓦づくりの旧銀行の建物を利用している.収蔵作品は地元ゆかりの作品.私が訪れた際には「佐倉の美術」と題して,佐倉の歴史資料を展示していました(本格的な美術作品の展示ではなかったので残念).小展示としてエントランスに展示されていたリートフェルトのデザインの椅子の展示のほうが面白かったぐらいです.ただ,館自体の雰囲気はよく☆☆☆☆.
  • 訪問月日:04.9.18

  • 川村記念美術館(佐倉)☆☆☆☆
  • 住所:千葉県佐倉市坂戸631
  • 電話:043-498-2131
  • 交通:JR総武本線佐倉駅からバス京成佐倉行・田町車庫行で二番町下車 徒歩1分)
  • コメント:佐倉市郊外にある美術館.大日本インキ化学工業株式会社がその総合研究所敷地内に開館した私立美術館.近代西洋絵画,現代美術のほか,光琳,等伯など日本の絵画もある.特筆すべきはレンブラントの存在か.
  • 訪問月日:07.2.12

  • 城西国際大学水田美術館(東金)☆☆
  • 住所:千葉県東金市求名1番地
  • 電話:0475-53-2562
  • 交通:JR東金線求名駅から徒歩5分
  • コメント:城西国際大学キャンパス内にある美術館。城西大学の創立者・水田三喜男氏が蒐集した浮世絵を中心とする。写楽作品をウリにしているようである。確かに内容的には面白そうだが館としてはやや手狭。
  • 訪問月日:08.10.11

  • 海岸美術館(千倉町)☆☆☆
  • 住所:千葉県安房郡千倉町川戸柏尾550(現:千葉県南房総市千倉町川戸柏尾550)
  • 電話:0470-44-2611
  • 交通:JR内房線千倉駅より徒歩25分
  • コメント:写真家 浅井慎平が自らの作品を展示するために建設した美術館.写真以外に自らのオブジェなども展示している.海岸美術館と名乗りながら山中の,携帯電話も不通な谷間にある,海が全く見えない美術館である.
  • 訪問月日:04.9.18

  • 東京国立近代美術館(千代田区)☆☆☆☆
  • 住所:東京都千代田区丸ノ内公園3
  • 電話:03-3214-2561
  • 交通:地下鉄東西線竹橋駅下車,徒歩5分
  • コメント:非常にコメントしにくい美術館.悪い意味ではなく,収蔵作品が多種にわたっているので …(という印象を私が訪れた時の常設展を観て受けました).横山大観,岸田劉生やアンリ・ルソーや現代美術など幅広く作品を収蔵しています.私は加藤又蔵の「雪」がお気に入りなんですが.
  • 訪問月日:90.9.24

  • ブリヂストン美術館(中央区)☆☆☆☆
  • 住所:東京都中央区京橋1-10-1 ブリヂストンビル
  • 電話:03-3563-0241
  • 交通:JR東海道本線東京駅(八重洲口)下車,徒歩5分
  • コメント:個人的には,ルノアール「座るジョルジェット・シャルパンティエ嬢」がとても気にいってます.日本で見られる肖像画の中で屈指の傑作だとひとりで思ってます.
  • 訪問月日:92.3.31

  • 森美術館(港区)☆☆☆
  • 住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
  • 電話:03-5777-8600
  • 交通:東京メトロ日比谷線六本木駅下車徒歩5分
  • コメント:現代美術の美術館.高層ビルの53階にある。夜10時まで開館というのはすごいなあと思っていたが、夜景の展望ラウンジと同居している形だったので納得。私が訪れた際にはル・コルビジェの展覧会でしたが、建築系のものにしては結構人が入っていたのは、やはり人気スポットのせい?
  • 訪問月日:07.6.16

  • サントリー美術館(港区)☆☆☆☆☆
  • 住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
  • 電話:03-3479-8600
  • 交通:都営地下鉄大江戸線六本木駅下車徒歩5分
  • コメント:都会の商業ビル内にある美術館。私が訪れた際には開館記念展として、水」をテーマにした日本美術の展示会を行っていました。サントリーといえば日本を代表する飲料メーカーで、そのテーマの選択も頷けます。 その中でも気に入ったのは浅葱色の小袖で、江戸時代の作品だそうですが、流水の表現と花束の模様がよかったです。
  • 訪問月日:07.6.16

  • 安田火災東郷青児美術館(現:損保ジャパン東郷青児美術館 )(新宿区)☆☆☆
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-26-1
  • 電話:03-3349-3081
  • 交通:JR中央線新宿駅下車,徒歩5分
  • コメント:新宿の超高層ビルの42階ある美術館.東郷青児所蔵の自作と収集した他作家の作品を寄贈をベースにして設立.87年10月にゴッホの「ひまわり」,1989年1月にはゴーギャンの「アリスカンの並木路,アルル」などを購入し,バブル時代においても際立って名をはせたことはまだ記憶に新しい.と,コキおろしたものの,上述のゴッホをはじめ,収蔵はなかなかのもの.東郷作品はもちろん他に例をみないほど充実している.ゴッホだけでも一見の価値あり.
  • 訪問月日:93.1.29

  • 国立西洋美術館(台東区)☆☆☆
  • 住所:東京都台東区上野公園7-7
  • 電話:03-3828-5131
  • 交通:JR東北本線上野駅下車,徒歩5分
  • コメント:ここについては,なにもコメントは必要ないでしょう.松方コレクションは有名で,あちこちの美術館で特別展として公開されているでしょう.ロダン「考える人」(NHKの放送終了時にででくるあのブロンズ像)やルーベンス「豊穰」,モネ「舟遊び」,クールベ「波」,ルノアール「アルジェリア風のパリ女たち」など,ルネッサンス以降の西洋絵画の歴史が概観できる作品が多数収蔵されています.
  • 訪問月日:93.1.28

  • 東京都現代美術館(江東区)☆☆☆
  • 住所:江東区三好4-1-1
  • 電話:03-5245-4111
  • 交通:JR総武本線錦糸町駅から都営バス東京駅丸ノ内口ゆきで東京都現代美術館前下車
  • コメント:都立の現代美術専門の美術館.私が訪れた時には,時間の関係上常設展示しか見ることができなかったが,戦後以降の約50年間の流れを展示した常設展示,特にサム・フランシスなどは面白かった.企画展示といっしょにやるとどうしても常設が地味になるのだが.もっとも企画展示にスペースをとっても十分に常設展示に回せるだけのスペース上の余裕があるということだけかもしれないが.
  • 訪問月日:2002.3.17

  • 原美術館(品川区)☆☆☆
  • 住所:東京都品川区北品川4-7-25
  • 電話:03-3495-4040
  • 交通:JR東海道本線品川駅(高輪口)下車,徒歩15分
  • コメント:現代美術専門の美術館.住宅地の中にある.現代美術専門の美術館であるが,建物自体はそれほど(いや全く)ポップな感じはない.私が訪れたのは平日の昼間ということもあってか,どこぞのスタッフが館内で撮影などをやっていて迷惑だった.そこでやや低い評価.
  • 訪問月日:00.6.16

  • O美術館(品川区)☆☆
  • 住所:東京都品川区大崎1-6-2 大崎ニューシティー・2号館2F
  • 電話:03-3495-4040
  • 交通:JR山手線大崎駅(東口)下車,徒歩3分
  • コメント:駅前にある美術館.どうやら特別展と貸館専門のようである.立地条件がいいのだが,やはり館内は狭い.私が訪れた際には地元作家の展示会をやっていたようであるが,どうにも面白くなかった.
  • 訪問月日:00.6.16

  • 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野)☆☆☆
  • 住所:武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 伊勢丹新館 FFビル7階
  • 電話:0422-22-0385
  • 交通:JR中央本線吉祥寺駅下車徒歩3分
  • コメント:武蔵野市の繁華街、デパートの一角を占める市立の美術館。ということで開館時間を19時30分までとしていて、私が訪れたのも午後7時という時間でした。私が訪れた際には残念ながら企画展の谷間の時期で浜口陽三記念室および萩原英雄記念室での常設展示のみだったのもあり、デパートの一角という立地もありますが、いささか手狭という感がありました。
  • 訪問月日:06.7.16

  • 三鷹市美術ギャラリー(三鷹)☆☆☆
  • 住所:三鷹市下連雀3-35-1 コラル5F
  • 電話:0422-79-0033
  • 交通:JR中央線三鷹駅南口徒歩1分
  • コメント:三鷹駅前のショッピングビルの1フロアを占める.駅前ということで開館時間を20時までとしている.私が訪れたのも午後7時という時間でした.市の所蔵作品なども展示するそうだが,主体は企画展示.私が訪れた際には牛腸茂雄という写真家の作品展示をしていました.立地が立地なだけに手狭なのは止むを得ないのでしょうが,この展示会の第二会場が徒歩10分離れたところというのはどうも...
  • 訪問月日:04.9.18

  • 町田市立国際版画美術館(町田)☆☆☆
  • 住所:町田市原町田4-28-1
  • 電話:0427-26-2771
  • 交通:JR横浜線町田駅・小田急町田駅から徒歩15分
  • コメント:版画専門美術館.デューラー,レンブラントから,浮世絵,現代作家の版画まで収蔵する.
  • 訪問月日:93.1.30

  • 村内美術館(八王子)☆☆☆☆☆
  • 住所:八王子市左入町787
  • 電話:0426-91-6301
  • 交通:JR中央本線八王子駅から西東京バス戸吹(左入経由)行きで村内ファニチャーアクセス前下車
  • コメント:家具販売店、村内ファニチャーアクセス会長、村内道昌の蒐集してきた西洋絵画を展示、公開している。家具店の3階が美術館になっている。コレクションはバルビゾン派を中心に、ドガ、ルノワール、ピサロなどの印象派の画家たちの作品。また現代フランス絵画のビュッフェやブラジリエ、カシニョールなども展示している。
  • 訪問月日:06.6.17

  • 八王子夢美術館(八王子)☆☆☆☆
  • 住所:八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
  • 電話:0426-21-6777
  • 交通:JR中央本線八王子駅北口から徒歩15分
  • コメント:八王子の市街地にある美術館。市中心部の目抜き通りのビルの2階にある。 私が訪れた際には「参加してエンジョイ展-不思議なアートに触れてみよう」と題した企画展示をしていました。実際に作品に触れてみたり、抽象絵画作品の構成要素を自分で再構築してみたりと「現代美術」に「参加する」 企画で、楽しめるものでした。
  • 訪問月日:06.7.17

  • たましん歴史・美術館(国立)☆☆☆
  • 住所:国立市中1-9-52 多摩中央信用金庫国立支店6階
  • 電話:042-574-1360
  • 交通:JR中央本線国立駅から徒歩1分
  • コメント:多摩中央信用金庫が、財団法人を設立し、運営している美術館。多摩地域を代表する作家の作品の展示。わたしが訪れた際にはコレクションから、多摩地域を代表する作家(であるそうだ)倉田三郎・佐藤多持・関頑亭・豊泉恵三各氏の展示をしていました。
  • 訪問月日:07.6.16

  • 青梅市立美術館(青梅)☆☆☆☆
  • 住所:青梅市滝ノ上町1346
  • 電話:0426-91-6301
  • 交通:JR青梅線青梅駅下車徒歩6分
  • コメント:多摩川を望む景勝地に建てられた美術館。「近代・現代の絵画 人物画の世界」 と題して収蔵作品中から人物画をセレクトして展示していました。その中で、堀井香坡 「春宵」が私の好み。平面に描かれているはずなのに立体感があって不思議でした。
  • 訪問月日:06.6.17

  • 玉堂美術館(青梅)☆☆☆
  • 住所:青梅市御岳1-75
  • 電話:0428-78-8335
  • 交通:JR青梅線御嶽駅徒歩3分
  • コメント:日本画家 川合玉堂の作品を展示。晩年御嶽駅近くにアトリエを構えていたとのことで、ここに建てられたらしい。多摩川の清流を前に日本画の巨匠の作品というのは確かにマッチするのだが、いささか館が古びているのがちょっと残念。
  • 訪問月日:07.6.16

  • 御岳美術館(青梅)☆☆☆
  • 住所:青梅市御岳本町1-1
  • 電話:0428-78-8814
  • 交通:JR青梅線御嶽駅徒歩20分
  • コメント:多摩中央信用金庫が運営している美術館。こちらも多摩川の上流、御岳渓谷に面した景勝地に位置し、荻原碌山、高村光太郎、中原悌二郎、ロダン、マイヨールなどの彫刻作品や佐伯祐三、藤田嗣治などの作品を展示している。正直、思った以上に大家の作品があって面白かったのだが、バス路線からはずれ、もよりの駅からも1km以上は離れているのは、当日十分な時間を取れなかった身としては辛かったところです。
  • 訪問月日:07.6.16

  • 奥多摩町立せせらぎの里美術館(奥多摩町)☆☆☆☆
  • 住所:東京都西多摩郡奥多摩町川井53
  • 電話:0428-85-1109
  • 交通:JR青梅線御嶽駅徒歩20分
  • コメント:上述の御岳美術館から100mほど西にある美術館。築150年の奥多摩の民家を解体し、その部材で建築。 多摩地域にかかわりのある作家や作品展示しているとのこと。私が訪れた際には”犬塚勉展 「稜線の風の如く」”と題した企画展示を行っていました。ハイパーリアリズム的に精緻に書き込まれたフィクションの世界というのはやはり面白いものです。
  • 訪問月日:07.6.16

  • 横浜美術館(横浜)☆☆☆☆
  • 住所:横浜市みなとみらい3-4-1
  • 電話:045-221-0300
  • 交通:JR根岸線桜木町下車,徒歩10分
  • コメント:みなとみらい21に建つ美術館.20世紀の西洋美術が中心.ダリの油彩やマグリットの作品を展示している,私のお気に入りの美術館.(最近見に行ってないけど)
  • 訪問月日:92.4.17

  • 川崎市市民ミュージアム(川崎)☆☆☆
  • 住所:川崎市中原区等々力1-2
  • 電話:044-754-4500
  • 交通:JR南武線武蔵小杉駅から川崎市営バス市民ミュージアム行きで終点下車
  • コメント:ポスター,写真,漫画など複製可能な作品の収集・展示が特徴の美術館. ミュッシャ,ロートレックの作品などもある.他に地元出身の日本画家の安田靫彦の特別展示や岡本かの子(岡本太郎氏の母親)のコーナーなどもある.
  • 訪問月日:96.9.23

  • 茅ヶ崎市美術館(茅ヶ崎)☆☆☆
  • 住所:茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
  • 電話:044-754-4500
  • 交通:JR東海道本線茅ヶ崎駅南口より徒歩8分
  • コメント:茅ヶ崎ゆかりの作家作品の収集、展示をする美術館。駅からほどない市街地の緑地内にある。 私が訪れた際には第24回 茅ヶ崎美術家協会展として、地元作家の展示会をしていました。
  • 訪問月日:06.6.17

  • 平塚市美術館(平塚)☆☆
  • 住所:平塚市西八幡1-3-3
  • 電話:0463-35-2111
  • 交通:JR東海道本線平塚駅北口より徒歩15分
  • コメント:うーん.思い出せない.鳥海青児の「ピカドール」という作品の印象は一応あるんだけれど.(関係者のみなさんごめんなさい!!)
  • 訪問月日:93.11.9

  • 北鎌倉美術館(鎌倉)☆☆☆
  • 住所:鎌倉市大船2135
  • 電話:0467-43-4141
  • 交通:JR横須賀線北鎌倉駅徒歩15分
  • コメント:公家や武家の小袖、能衣装などの染織品、中世から近世までの工芸品などを展示する美術館。館内には茶室や能舞台などまである。それはそれで楽しいのだろうが、いかんせん私の趣味ではない。
  • 訪問月日:05.8.16

  • 北鎌倉小瀧美術館(鎌倉)☆☆☆
  • 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内495-9
  • 電話:0467-60-4577
  • 交通:JR横須賀線北鎌倉駅徒歩2分
  • コメント:アンティーク・ビーズコレクションを含む1,000点余のヴェネチアンガラスのコレクションを展示。私が訪れた際にはヴェネツィアン・ビーズとコスチューム・ジュエリー展と題して企画展示をしていたが、近年はやりのアールヌーボーのガラス工芸品展示と趣が異なり楽しいところではある。
  • 訪問月日:05.8.16

  • 北鎌倉葉祥明美術館(鎌倉)☆☆☆
  • 住所:鎌倉市山ノ内318-4
  • 電話:0467-24-4860
  • 交通:JR横須賀線北鎌倉駅徒歩10分
  • コメント:メルヘンチックな絵本画家 葉祥明氏の作品を展示する美術館。阿蘇にも同様な美術館があるが、こちらのほうが林の中で、いささか趣があるようだ。
  • 訪問月日:05.8.16

  • 神奈川県立近代美術館(鎌倉)☆☆☆
  • 住所:鎌倉市雪ノ下2-1-63
  • 電話:0467-22-5000
  • 交通:JR横須賀線鎌倉駅下車,徒歩10分
  • コメント:鶴岡八幡宮の近くにある.本館と別館からなり,本館では主に特別展,別館では主に常設展示を行っているそうである.収蔵品の主体は近代日本絵画,現代彫刻で,近代絵画では古賀春江「サーカス」,藤島武二「T氏像」などを収蔵.
  • 訪問月日:92.4.2

  • 鏑木清方記念美術館(鎌倉)☆☆☆
  • 住所:鎌倉市雪ノ下1丁目5-25
  • 電話:0467-23-6405
  • 交通:JR横須賀線鎌倉駅下車,徒歩10分
  • コメント:近代日本画の巨匠,鏑木清方の作品を展示している.鎌倉の観光街の中にあるいつも観光客がごったかえしていそうな雰囲気がある.実際そのとおりで、混雑している美術館。
  • 訪問月日:03.08.12

  • 吉兆庵美術館(鎌倉)☆☆☆
  • 住所:神奈川県鎌倉市小町2-9-1
  • 電話:0467-60-4025
  • 交通:JR横須賀線鎌倉駅から徒歩5分
  • コメント:東京の料亭の経営する美術館.料亭の美術館であるため,主な展示作品は陶器.やはりこちらも鎌倉の観光街の中にあり,いつも観光客がごったかえしていそうな雰囲気がある.魯山人の作品などを常設展示している.そういえば,大阪に同じ様な美術館の湯木美術館がありましたっけ.
  • 訪問月日:03.08.12

  • 神奈川県立近代美術館 葉山 (葉山町)☆☆☆
  • 住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208番地の1
  • 電話:046-875-2800
  • 交通:JR横須賀線逗子駅から京浜急行バス「海岸回り葉山行き」で「三ヶ丘」下車
  • コメント:相模湾をのぞむ海岸沿いにある美術館。付近に海水浴場?もあり、夏場はすっかりリゾートである。私が訪れた際には「アルベルト・ジャコメッティ」展なる企画展示をしており、結構面白かったのですが、最終日にもかかわらず、人が多すぎて落ち着けなかったのが難点。
  • 訪問月日:2006.7.30

  • 横須賀美術館(横須賀)☆☆☆☆☆
  • 住所:神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地
  • 電話:046-845-1211
  • 交通:京浜急行本線馬堀海岸駅から京浜急行バス観音崎行で「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分。
  • コメント:浦賀水道をのぞむ海岸沿いにある美術館。谷内六郎館を併設。 私が訪れた際には!「あそびじゅつくる展」と題して、横須賀美術館の所蔵作品をおもしろおかしく魅せる展覧会を実施していました。吹き抜けの展示ギャラリーには自然光を取り込むために、穴が開けられており、その光の感覚が素敵でした。
  • 訪問月日:2008.6.21

  • 秦野市立宮永岳彦記念美術館 (秦野)☆☆☆
  • 住所:秦野市鶴巻北3-1-2
  • 電話:0463-78-9100
  • 交通:小田原急行小田原線鶴巻温泉駅から徒歩3分
  • コメント:市営の日帰り温泉施設「弘法の里湯」に併設されている美術館。展示内容は洋画家宮永岳彦の作品。同市にアトリエを構えて創作活動をしたらしい。宮永岳彦氏はもともとはデザイナーとして、松坂屋の宣伝部に勤めたり、小田急のロマンスカーのポスターを書いたりしていたようで、そのせいか、いかにも油絵というような作品よりは、挿絵やポスター調の作品のほうが面白いものが多いようだ。
  • 訪問月日:2007.1.3

  • 小田原城ミューゼ (小田原)☆☆☆
  • 住所:小田原市城内6-1
  • 電話:0465-22-3823
  • 交通:JR東海道本線小田原駅から徒歩10分
  • コメント:小田原城本丸跡、常盤木門内にある美術館。展示作品はガレやドーム兄弟などののアールヌーボーのガラス工芸。たしかに見事なものが多いと素人なりに思うけど、入館料の割にはスペースも狭く、展示作品も少ないような気が…。もっとも展示室の壁が黒漆で塗られているのは素敵でしたが。
  • 訪問月日:2007.1.3

  • 彫刻の森美術館(箱根町)☆☆☆
  • 住所:足柄下郡箱根町二ノ平
  • 電話:0460-2-1161
  • 交通:箱根登山鉄道彫刻の森駅下車
  • コメント:屋外にいろいろ彫刻が展示してあります.箱根の山々を背景に彫刻を鑑賞するとういうのがこの美術館の基本コンセプトなんだろうけど,雨が降ればそれで終わり(もちろん,それはそれで趣があるのだけれど).というわけかとかどうか知らないけれど,ここの本当の目玉はピカソ館.これに尽きると個人的には思います.ピカソ好きは一度は訪れるべき.
  • 訪問月日:89.12.30

  • 箱根早雲山美術館(箱根町)☆☆
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-493
  • 電話:0460-2-2222
  • 交通:箱根登山鉄道ケーブル早雲山駅前下車
  • コメント:彫刻家ヘンリー・ムーアの版画,スケッチおよび中国古代陶器のコレクションがみごと.ヘンリー・ムーアの彫刻は国内各地にその作品が展示されているけれど,版画,スケッチを常設展示しているのは,私の知る限りここだけ.ヘンリー・ムーアの好きな方は一度訪れる価値はありそうです.

    2000.10.10現在閉館中とのこと.

  • 訪問月日:95.7.30

  • ポーラ美術館(箱根町)☆☆☆☆☆
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
  • 電話:0460-4-2111
  • 交通:箱根登山鉄道強羅駅から施設めぐりバス湿生花園行きでポーラ美術館下車
  • コメント:ポーラグループのオーナーであった鈴木常司氏の収集した美術作品を展示。19世紀フランス印象派やエコール・ド・パリなどの西洋絵画が中心。なかでもシャガールの「私と村」が私のお気に入り。子供のころ本で見て、その色彩や幻想性に心うたれたのが私の抽象絵画に対する原点になっており、実物を鑑賞でき、興奮しました。

  • 訪問月日:2006.9.3

  • 箱根ラリック美術館(箱根町)☆☆☆
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
  • 電話:0460-4-2111
  • 交通:箱根登山鉄道強羅駅から施設めぐりバス湿生花園行きで仙石案内所前下車徒歩1分
  • コメント:ルネ・ラリックの作品を展示する美術館。約1,500点の所蔵作品から選りすぐられた230点の展示しているそうです。中でもアール・ヌーヴォー期の「蝶の女」「シルフィード」などの作品が好み。 ラリック制作のガラスパネルで飾られているというオリエント急行の客車もあるようだが、別料金でしかも美術館の入館料の1500円よりも高い2100円。観光地特有のボッタクリ商売かと。
  • 訪問月日:2006.9.3

  • 成川美術館(箱根町)☆☆☆
  • 住所:足柄下郡箱根町元箱根570
  • 電話:0460-3-6828
  • 交通:JR東海道本線小田原駅から伊豆箱根バス箱根行で成川美術館前下車
  • コメント:芦ノ湖畔にある美術館.芦ノ湖越しに見える富士山が美しいそうなんですが,私が訪れたときは曇っていて,富士山は見えませんでした.(これも日頃の行いのため?)収蔵作品は主に日本画.東山魁夷,高山辰雄など.
  • 訪問月日:95.7.30

  • 真鶴町立中川一政美術館(真鶴町)☆☆☆
  • 住所:足柄下郡真鶴町真鶴1178-1
  • 電話:0465-68-1128
  • 交通:JR東海道本線真鶴駅から伊豆箱根バス真鶴岬行で美術館前下車
  • コメント:相模湾にある小さな半島である真鶴半島にある美術館.海が見える小高い丘の上にでもあるかと想像していたのだが,山中の林の中にあった.展示作品はもちろん中川一政の作品.アトリエが真鶴にあり,そのため作品の寄贈をうけたそうである.同じ様な美術館が石川県に松任市立中川一政記念美術館があるが,こちらのほうが新しいとのこと.面白いのは,画家自身が寄贈したものの,あまり気に入っていない作品については,参考作品と指定をしているところ(その旨展示の際に表示している).画家の生前に美術館が建てられたこともあって,そういう指示があるのはなんとなく楽しい.
  • 訪問月日:01.8.14

  • 人間国宝美術館(湯河原町)☆☆☆☆
  • 住所:足柄下郡湯河原町中央3-16-1
  • 電話:0465-62-2112
  • 交通:JR東海道本線湯河原駅下車,徒歩15分
  • コメント:重要無形文化財保持者(「人間国宝」)の作品を展示する美術館。またあわせて、現 湯河原町在住の陶芸家・細川護熙(元首相)の作品も展示しています。 私が訪れたときは「人間国宝の茶道具」と題して、藤原雄の備前花瓶などを展示していました。最後に人間国宝の焼いた茶碗でお茶をいただくことができるのが楽しいところです。
  • 訪問月日:09.01.18

  • 湯河原ゆかりの美術館(湯河原町)☆☆☆☆
    (現:町立湯河原美術館)
  • 住所:足柄下郡湯河原町宮上623-1
  • 電話:0465-63-7788
  • 交通:JR東海道本線湯河原駅から箱根登山バス奥湯河原行きまたは不動滝行きで 美術館前下車
  • コメント:温泉地の中にある美術館.建物の構造からすると,もとはホテルだった建物を改装しているようである.展示作品は湯河原ゆかりの画家の作品.竹内栖鳳や立石春美,安井曾太郎などの作品が並び,予想外に楽しめました.
  • 訪問月日:04.08.21

  • かぼちゃ美術館(湯河原町)☆☆☆
  • 住所:足柄下郡湯河原町宮上97-2
  • 電話:0465-63-7210
  • 交通:JR東海道本線湯河原駅から箱根登山バス奥湯河原行きまたは不動滝行きで 小学校前下車徒歩5分
  • コメント:コンテンポラリーアートの草間弥生の作品を展示する,個人が運営する美術館.自宅を改装しているので,住宅地の中にある.水玉のかぼちゃがメインなのでカボチャがあまり好きでない私には食傷ぎみだが,好きな人にはよいかも.
  • 訪問月日:04.08.21

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