などと書いていたら,状況は一変.近所にあった農協はすぐ隣にスーパーを出店するは,国道の交通量は増えるはで,「田んぼの中の美術館」ではなくなってしまいました.残念.
といったのが90年の話ですが,98年に再び訪れると,いつのまにか展示室が増設されて,田渕俊夫の常設展示がされていました.さらに2004年に訪れると,元々前庭であった部分にエントランスと喫茶が増設されてました.この間本四連絡橋で本州および四国と道路で結ばれるようになったため,観光客対策の増設なのでしょうか.
と,いうことで,愛媛県美術館に99.1.31に訪れたのですが,開館から日が浅いことからか,職員の対応も柔らかく,また,「開館記念大公開」からか,安田靫彦氏の「守屋大連」やルドンの「アポロンの馬車」,モネの「アンティープ岬」などの所蔵名品のいい作品を一挙公開してました.やや高めの採点です.