はじめに|概要|ビル今昔|ファサード|構造|地下室|細部|設計者・秋鹿隆一
■細部
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鉄製のひさし |
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外部の照明器具 |
近代建築には、いまの建築にはみることのできない、人の手による細かい仕事や興味深い材料の組み合わせをみることができる。藤忠ビルでは、ガラスがはめ込まれた鉄製のひさし、卵型の窓下のレリーフ、外部の照明器具が特徴的である。鉄を用いた庇や照明は、既に70年以上経過しているにもかかわらず、著しく劣化することもなく、いまだに藤忠ビルのファサードを彩る魅力的な装飾の一つである。卵型のレリーフは、同様のものを出雲ビルや山陰合同銀行北支店に見ることができる。
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